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「カードの利用が制限されました」「お支払い情報を更新してください」……そんなSMSやメールが届いて、ドキッとしたことはありませんか?本物そっくりの偽サイトへ誘導して、カード番号やパスワードを入力させる「フィッシング」は、日本クレジット協会やフィッシング対策協議会、警察庁などが注意をよびかけている手口です。この記事では、その案内をもとに、ふだんからできる対策と、もし入力してしまったときの動き方をやさしくまとめました。
この記事では、日本クレジット協会、フィッシング対策協議会、警察庁などのフィッシング対策の案内の消費者向けの注意喚起ページをもとに、クレジットカードのフィッシング詐欺の対策について5つのポイントで整理します。後半の、毎日のカード管理に取り入れたい見直しの手順は、この記事の提案です。
※この記事は、2026年10月時点で日本クレジット協会、フィッシング対策協議会、警察庁などのフィッシング対策の案内に掲載されている内容をもとにしています。手口は日々変わっています。くわしくは、お使いのカード会社や公的機関の案内を確かめてください。被害が心配なときは、カード会社や警察の相談窓口に相談しましょう。
この記事でわかることは、次のとおりです。
- フィッシング対策 5つのポイント
- 毎日のカード管理に取り入れたい見直しの手順
フィッシングってどんな手口?
本物そっくりのメッセージ
カード会社や通販サイト、宅配業者などを名乗るSMSやメールが届く手口だと紹介されています。
偽サイトへ誘導
メッセージのリンクから、本物そっくりの偽サイトへ誘導されます。
情報を入力させる
偽サイトでカード番号やセキュリティコード、パスワードなどを入力させ、情報を盗み取ります。
あせらせる言葉
「至急」「本日中に」「利用停止」など、あせらせる言葉が使われることが多いと言われています。
| よくある文面の例 | 気をつけたいところ |
|---|---|
| 利用制限・停止のお知らせ | あせらせて確認させようとする |
| 不正利用の確認 | 不安な気持ちにつけこむ |
| 未払い・お支払い情報の更新 | カード番号を入力させようとする |
フィッシング対策 5つのポイント
1. SMSやメールのリンクを開かない
届いたメッセージのリンクからは開かず、いったん立ち止まりましょう。
2. 公式アプリやブックマークから確かめる
カード会社の公式アプリや、自分で登録したブックマークから確かめる方法がすすめられています。
3. 入力する前に見直す
カード番号やパスワードを求められたら、入力の前にもう一度見直しましょう。
4. 利用明細をこまめに見る
身に覚えのない利用がないか、明細をこまめに確かめましょう。
5. 入力してしまったらすぐ連絡
入力してしまったと気づいたら、すぐにカード会社へ連絡しましょう。
5つのポイント早見表
| ポイント | 日本クレジット協会、フィッシング対策協議会、警察庁などのフィッシング対策の案内の案内 |
|---|---|
| SMSやメールのリンクを開かない | リンクを開かない |
| 公式アプリやブックマークから確かめる | 公式アプリで確認 |
| 入力する前に見直す | 入力前の見直し |
| 利用明細をこまめに見る | 明細チェック |
| 入力してしまったらすぐ連絡 | すぐ連絡 |
SMSやメールのリンクを開かない
まずは立ち止まる
不安になる文面ほど、すぐに反応せず、ひと呼吸おきましょう。
差出人だけで判断しない
差出人の表示は、本物に見せかけられることがあると言われています。
本物のスレッドにまぎれることも
SMSでは、本物のメッセージと同じスレッドに表示されることもあるとして注意がよびかけられています。
迷ったら開かない
迷ったときは開かず、公式の方法で確かめるのが安心です。
公式アプリやブックマークから確かめる
公式アプリを使う
カード会社の公式アプリから、お知らせや利用状況を確かめましょう。
ブックマークを登録
公式サイトを自分でブックマークしておくと、偽サイトに迷いこみにくくなります。
検索結果にも注意
検索結果の広告に、偽サイトがまぎれることもあると言われています。
電話番号はカードの裏面で
問い合わせは、カードの裏面などに書かれている番号を使いましょう。
カード番号やパスワードを入力する前に
求められる情報を見る
カード番号、有効期限、セキュリティコード、暗証番号をまとめて求められたら要注意です。
暗証番号は伝えない
カード会社がメールやSMSで暗証番号をたずねることは、ふつうはないと案内されています。
ワンタイムパスワード
認証用のコードを求められたときも、どのサイトで使うコードなのかを確かめましょう。
アドレスを見る
画面上部のアドレスが、いつもの公式サイトと同じか確かめましょう。
利用明細をこまめに確かめる
週に一度の習慣
明細は、月に一度ではなく、週に一度くらい見ると気づきやすくなります。
少額の利用にも注意
少ない金額の利用が続いていないかも見ておきましょう。
利用通知を設定
カードを使ったときに通知が届く設定ができるカード会社もあります。
家族カードも
家族カードやETCカードの利用も、いっしょに確かめましょう。
入力してしまったときの動き方
すぐにカード会社へ
入力してしまったら、すぐにカード会社の窓口へ連絡し、カードの利用停止などを相談しましょう。
パスワードを変える
同じパスワードを使っているサービスがあれば、早めに変更しましょう。
警察に相談
被害が心配なときは、警察の相談窓口(#9110)に相談することもできます。
記録を残す
届いたメッセージや入力した日時をメモしておくと、相談するときに役立ちます。
スマホでできる備え
OSやアプリを更新
スマホのOSやアプリは、更新しておくことがすすめられています。
迷惑メッセージの設定
携帯会社やスマホの迷惑メッセージ対策の設定を確かめてみましょう。
公式アプリをホームに
よく使うカード会社のアプリを、ホーム画面のわかりやすい場所に置いておくと便利です。
知らないアプリは入れない
メッセージのリンクからアプリを入れないようにしましょう。
パスワードの守り方
使いまわさない
同じパスワードを複数のサービスで使いまわさないことが大切だと言われています。
長めのパスワード
推測されにくい、長めのパスワードを使いましょう。
二段階認証
二段階認証が使えるサービスでは、設定しておくと安心です。
メモの保管
紙にメモするときは、カードといっしょに持ち歩かないようにしましょう。
家族と話しておきたいこと
手口を共有
「こんなメッセージが来たよ」と家族で共有すると、おたがいに気づきやすくなります。
高齢の家族に
高齢の家族には、「リンクは開かずに電話してね」と伝えておくのもひとつの方法です。
子どものスマホ
子どものスマホにも、迷惑メッセージの設定をしておきましょう。
相談しやすい雰囲気
「入力しちゃった」と言いやすい雰囲気を作っておくことも大切です。
ネットショッピングでの注意
安すぎるお店
相場よりとても安いお店は、偽サイトの可能性もあると注意がよびかけられています。
会社の情報を見る
運営会社の名前や住所、連絡先がはっきりしているか確かめましょう。
本人認証サービス
カード会社の本人認証サービス(3Dセキュア)の画面かどうかも見ておきましょう。
通販サイトのアプリ
よく使う通販サイトは、公式アプリから買うのも安心です。
不正利用に気づいたら
カード会社へ連絡
身に覚えのない利用に気づいたら、カード会社へ連絡しましょう。
補償の案内を確かめる
不正利用の補償の内容は、カード会社の規約や案内で確かめましょう。
届け出が必要なことも
警察への届け出が必要になる場合もあるので、カード会社の案内にそって進めましょう。
新しいカード
番号を変えた新しいカードを発行してもらう流れになることが多いと言われています。
毎日のカード管理に取り入れたい見直しの手順
ここからは、日本クレジット協会、フィッシング対策協議会、警察庁などのフィッシング対策の案内の案内をもとにした、この記事の提案です。
公式アプリを入れる
持っているカードの公式アプリを入れて、ログインできるようにしておきます。
通知を設定する
利用通知やお知らせの通知をオンにします。
明細を週一で見る
曜日を決めて、明細を見る習慣をつけます。
連絡先をメモ
カード会社の連絡先を、カードとは別の場所にメモしておきます。
よくある質問
カード会社からのSMSは全部あやしい?
本物のお知らせもあります。迷ったらリンクを開かず、公式アプリで確かめましょう。
リンクを開いただけでも危ない?
開いただけで情報が盗まれるとは限りませんが、情報を入力しないことが大切です。不安なときはカード会社に相談しましょう。
入力してしまったら?
すぐにカード会社へ連絡しましょう。
暗証番号を聞かれたら?
メールやSMSで暗証番号をたずねることは、ふつうはないと案内されています。
偽サイトの見分け方は?
アドレスや運営会社の情報を確かめましょう。見分けるのがむずかしいこともあるので、公式アプリを使うのが安心です。
どこに相談すればいい?
カード会社の窓口や、警察の相談窓口(#9110)、消費生活センター(188)などがあります。
補償は受けられる?
カード会社の規約によってちがいます。各社の案内を確かめましょう。
家族にも伝えたほうがいい?
手口を共有しておくと、おたがいに気づきやすくなります。
あわてず、リンクより公式アプリ
フィッシングは、あせらせる言葉で偽サイトへ誘導する手口です。SMSやメールのリンクは開かず、公式アプリやブックマークから確かめる習慣をつけるだけでも、ぐっと安心に近づきます。もし入力してしまっても、すぐにカード会社へ連絡すれば大丈夫なことも多いので、ひとりで悩まず相談してくださいね。まずは今日、持っているカードの公式アプリが入っているか、利用通知がオンになっているかを確かめるところから始めてみましょう。